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店舗せどりをする上で圧倒的に大事なことは時間配分です。何故なら点数が多く見るところが多いところからですね。その上で時間を短縮するためにどういう所から見て行っていくのが最も早いのかを今回は説明していきます。また1店舗にかける時間の目安は小さな店舗で40分~1時間、大きい店舗で1~1.5時間を目安にすると良いです。結構時間がかかるので、次の店舗に行くときの順路なども考えながら動いていくと良いでしょう。

店舗内での巡回選択をしよう

最優先:ショーケース(目安10分)

次優先:ショーケース横の状態の落ちたハイブランドコーナー(目安20~30分)

次次優先:ウエストバッグやボディーバッグコーナーとビジネスバッグコーナー(目安15分)

最後:ノーブランドコーナー(20分)

店舗で最も高い商材はショーケースです。

なかなか利益商材がないのもこのショーケースですが、あれば他のコーナーよりも利益が大きいので必ず見ていきましょう。ショーケースにはバッグのほかに、財布、小物などがあります。どれも満遍なく見ていくのが良いですが、最初はバッグのみでも良いかとも思います。ヴィトンが鬼のような価格で出されているのを横目で見ながら(笑)これはイケるかも!というような商品を探していきましょう。

また店内にはライバルがいる可能性があるので、利益商材がほぼ確定の際には必ず自分で確保をしておくこと。またショーケースでは必ず店員に言って、状態を確認させてもらいましょう。状態表記を信用しないように。角が破れているのに、角スレ表記でしていることとかオフハウスでよくあります。

イケる店舗とイケない店舗のリスト化してますか?

前の記事でイケる店舗とイケない店舗の話をしました。まだ読んでない人はこちらの記事をお読みください。記事を読んでいただけると分かりますが、明らかに全体的に高い店舗というのが存在します。これは地理的要因だったり、店の方針でそうなっているので、そんな店舗で探していては非常に効率が悪いので、そもそも立ち寄らないか、時間をかけないというのが基本です。ただ記事に補足をするならば、ノーブランドバッグは拾いやすい、アパレルは拾いやすいなど店舗によって癖があるので、そこを見極められてからですね。実力がないうちは、何回か通ってみて、本当に見つけられなければ除外しても良いかと思います。

実力がない人が実力をつける方法

まだあなたが利益商品を見つけられない、イケる店舗なのかそれすらも分からないということであれば、やり方があります。まずはターゲットにする自分の住んでいるところから一番近い店舗を選択します。その際にまだいける店舗なのかは分かってなくて大丈夫です。

上にあげた順番通りに見ていくのは変わりません。まずはショーケースコーナーに行ってください。そこで全ての商品のリサーチをしてみてください。勿論明らかに高いと感じるものはスルーして大丈夫です。でも100%ではない商品は全部です。勿論バッグも財布も小物もです。店舗せどりをする際、商品を見て行ったり、店舗を回るのは非常に脳が疲れるのです。そうなると色々目移りをしてしまって、まだ反応も出来ていないレベルなのに、あーここには利益商品がないんだと思い込んでしまうのです。

前も言ったようにブランドの店舗せどりというのは上級者向けです。利益商品は抜けるものがあるもののそうは簡単に見つからないのです。だからまずはターゲットとなるお店の一つのコーナーを極めに行ってください。さてショーケースコーナーのリサーチが終わりましたね。残念ながら利益商品は見つからなかったとします。

次1週間また最高でも1カ月以内に、出来るだけ早いうちに時間が空いた時に、(次の日でもオーケー)同じ店舗にいって今度は2番目のショーケース横のリサーチです。その際に前回見たショーケースの中を先に見てください。何か変化はあったでしょうか?立ち寄った期間にもよりますが殆どの商品が変わってないことがわかるでしょう。もし入れ替わった商品があればそれもリサーチしましょう。これでその店のショーケースの利益商品の有無は完全にあなたは分かっていることになります。

これを繰り返して初心者は少なくとも同じ店舗に10回は通ってみましょう。そうすると色々な変化を見ることが出来ます。「あれっ?これ実は利益が出る商品だったんだな」「やっぱりこの店めちゃくちゃ相場高くで出しているんだな」「ハイブランドは高いけど、ミドルブランドはそこそこの値段なんだな」などです。

そこであなたはその店舗をマスターしたことになります。その店舗が最終的な答えとして「今後通うに値する店なのかどうか」です。通うに値する店であれば今後どのコーナーを見れば良いのかはっきりしていきます。癖もわかるようになるのです。勿論他のコーナーも見る必要がないわけではなく、一番時間をかけなければならないところがどこかがはっきりします。これがいわゆる初心者の勝てるやり方で泥臭いですが確実な方法です。これを繰り返していくと次の店舗に行く際に、段々作業が早くなってくるのと同時に知識量が増えていきます。アパレルはまだやる必要はありません。バッグ一点突破で大丈夫です。

ナイロン、キャンバスは見るな!レザーを見ろ!

ブランドによりますが、慣れていないうちは、ハイブランドコーナー以外、基本的にナイロン生地とキャンバス生地は無視で良いです。例えばコーチのキャンバスとはナイロンとか、もう完全無視で良いです。見る箇所と見ない箇所をきちんと分けていくことが重要です。

素材的にレザーが一番高いので、それだけをピックしていきます。慣れないうちはエキゾチック系も無視でいいです。レザーの中でも黒が売値で一番高いので、そこだけを最初は見るだけでも時間の短縮になります。最初は本革か合皮かなどの判断がつかないと思いますが、慣れれば判断がつくのであきらめずにレザー商品だけを見ていきましょう。特にDakotaやGentenなどは本革でレザーの質感も異なるので触ってみると良い勉強になります。Ibizaは微妙なので一応頭の片隅にでも置いておくと良いです。上にあげた二つのブランドは状態が良ければ利益商品になる確率がグンと上がるのでリサーチしてみましょう。

えっ?これミドル・ハイブランドじゃね?

ノーブランドコーナーを回っていると、なぜかセリーヌやグッチなどのハイブランド。ダンヒルやカルティエなどのミドルハイブランドがたまに混ざっていることがあります。あれば必ずリサーチです。著名なブランドがあれば必ずリサーチしましょう。というかこいつらの場合は、素材がレザーじゃなくても必ずチェックです。ちなみにですがバーバリーとかもよくノーブランドコーナーに落ちているので念頭に置いておくと良いでしょう。

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