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月利が高い人の悩みは基本的に経営領域に入るので、どのぐらいを手放しにするのか、どのぐらいを有限在庫にしておくのか、回転率はどうするのかといった悩みに集約されます。月利が高くなればなるほど、自分でやる作業というのは出来るだけ減らさらなければならず、基本的には司令塔の役割を果たすのが良いです。または新規開拓や新たな業種業態へのチャレンジや、M&Aをして規模を大きくするといった視点です。ここまでいったらもう100万円を大きく超える人なのかなと思います。一応この辺もあとでお話しします。

月利50万円~100万円ですと、まぁ幅は大きいんですが単価を大きく取れているのかという点と回転率は良いのかという部分に集約するのかなと思いますね。例えば単価を5000円で設定した場合、月利100万円を目標にしていたら多分厳しいです。たまーにミドルブランドで行く人もいるんですが、ハイブランドで攻め切って凡そ平均単位8000~10000円あたりで回転率が80%を超えていくラインなはずです。これが1人で作業を行う上での100万円ラインです。

もう一つ、外注化をする場合はこの限りではなく、平均単価を3000~4000円でも数で回していくといったやり方でもオーケーですね。一人でやる場合と外注化では3倍以上パワーが違うと考えてください。まぁその分教育といった点も必要になりますが。バイヤー業務というのが一番難しく、ここは外注化がしにくいので基本的には、バイヤー業務は自分がやらなければいけないということを意識しておいてください。ただここを外注化する場合もやり方があります。

バイヤー業務を外注化する場合

一番の肝であるものを業務委託出来るのかという質問に対しては出来ますが自分がやった方が良いということではあります。自分のレベルと遥かに劣る相手へ教える場合は、基本的にこの形でこのブランドでこの値段であったら、レジに入れておいてくださいという指示の仕方です。これは当然新規の刈り取りなどは出来ないので注意をしてください。

相手の知識はゼロということを念頭に入れ、細かくこの部分だけを見てレジに入れてくださいという指示のみです。そしてそれが出来るようになったら、少しずつ違う形のバッグを指示します。あくまで少しずつ広げることが大事です。具体的に言うならば、たとえば「プラダのショルダーバッグで色は黒、ワンショルダータイプで価格が3万円以下のものはレジにいれるか、ヤフオクで入札しておいてください」というような指示内容です。そしてあなたは必ずこの確認を細かくしなければならないということです。

例えば外注化を頼んだ人が13:00~18:00勤務だったとします。あなたはその後落札までに必ず入札したものをチェック、かごチェックなどをその日の内にして、次のその業務が始まる前にフィードバックをしてあげましょう。

販路分けの分類を考える

メルカリとヤフオク、業販どの販路が一番高くなるのかというのは肌感の問題もあり、難しいものがあります。例えばコラボ商品は基本的にメルカリが高くなりますし、業販向けの商材であれば、セリーヌのサドルバッグみたいな海外で人気の高い商品とかになりますよね。これはebayとかにも共通です。つまりどのペルソナに向けて販売するのかを想像すると良いというのが分かります。

あとは基本的にデータから取っていくことが良いでしょう。面倒ではありますが業販売りの場合、業販のビッグデータを見れるところが多いので、それでどのバッグがどのぐらいで落札されていったのかを調べる。ebayもあまり知られていないのですが、データを過去の相場から知ることが出来ます。ただebayの場合は、リサーチできる範囲も限られてくるので、データ量を信頼するなら、メルカリ、ヤフオク、業販ビッグデータから読み解くのが良いかとも思いますね。ebayなら季節ズレでも南半球のお客さんであれば普通に買っていきます。特に毛皮とかは夏に小売で日本で売れるわけがないですからね。勿論、毛皮の業販流しでもいいですね。やっている人も結構いる印象です。ちなみにサングラスも夏しか小売だと売れないです。

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