この記事は約 3 分で読めます。

今回はセリーヌのバッグの相場を色々な視点で見ていきたいと思います。セリーヌは新作からの一歩下のモデルでも非常に人気で中々値が下がらないですが、特に近年ではオールドセリーヌの人気が出てきて少しずつ値が上がってきています。ある一定ラインを超えると相場が急上昇しますがどの場の相場で戦うかというのは資金力勝負にもなるので、ここでは基本オールドタイプのセリーヌを中古市場で据えた場合に戦うことを据えて説明していきます。

それでは現行品の確認から。2024年10月の現行品はこちらです。

ミディアムニノバッグカーフスキン 522,500円

クラシック16(セーズ)カーフスキン 671,000円

スモールボストンカーフスキン 341,000円

さて現行品の紹介はこの辺にして、セリーヌを攻略するカギは、柄を押さえておくことです。まずは押さえるべきは「馬車金具」の有無です。馬車金具が大きければ特に高くなり、あるかないかで相場が変わります。そして安価のラインである「サルキー」と「Cマカダム」です。最も古いラインですがデザイン的にあまり人気がありません。

4台の2輪馬車が交錯するように均等に並んだ総柄のデザインが上のサルキーという柄です。今となっては非常に珍しいのだが、、

この二つの柄は店舗などで安価で仕入れられれば(美品で5000円以下)良いですが、ただし先ほども言ったように馬車金具が絡めば、他の商品と変わらないぐらい相場が上がってくるので、注意が必要です。

ハンドバッグ

白マカダムハンドバッグ(普通)相場8000~12000円 2wayタイプ18000~

ショルダーバッグ

カーフレザー馬車金具ショルダーバッグ(綺麗目)相場20000~23000円

セリーヌ大き目の馬車金具ショルダーバッグ(革硬化) 相場23000~25000円あたり 本来相場28000円~33000円 美品40000円~

セリーヌの中古品の代表選手がまさにこの商品で大人気商品。海外でもとてつもない人気で海外バイヤーが高い金額で入札する。こういった革硬化が画像で大きく見たときに判断効くかどうかで入札の精度を挙げられます。革の硬化が最悪見抜けなくても革の質感を端っこの方を見ると、バリパリまたは少し乾燥気味で割れそうみたいな感覚であればオーケーです。即売れる商品なのでギリギリの入札金額でも問題なし。またこれがレザーでなくてもCマカダムでもこの馬車金具の威力で値段が高騰します。

レザーと同レベルの相場と考えてオーケー。ただこの大きな馬車金具ではない、もう少し小さいものや横長だったりするものは相場が大幅に下がる。(1万以上落ちます)当然この大きな金具でも金具に傷やくすみなど状態が悪ければ相場をグンと落ちていきますので、きちんと金具の状態もみること。

Pocket