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女性だけでなく男性もネックレスをファッションとして楽しむ現代。

古来からネックレスは魔除けの意味があったようです。
クレオパトラやシーザー、マリーアントワネット等の偉人の肖像や銅像にもネックレスが光っています。
大切な人へのプレゼントにしたり、自分へのご褒美で購入するネックレスには先人の知恵や祈りが息づいているのです。

縄文人も付けていたネックレス!

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縄文時代は、木の実が主食の時代ですから天候が悪ければ食料は手に入入らず飢えてしまいます。
毎日生きていく事を考えて過ごす過酷な生活の中で、神に祈り日々の糧を得ていました。
当時は木の実や、魚や動物の骨等をネックレスとして身に付けていたようです。

古代には「呪術師」や「まじない師」という人がいて、
動物の骨や牙を使い天候を予言したり豊作になるかを占いました。

あの卑弥呼の首にも勾玉があったように「魔除け」や
「神の声を聞く」為の力があるとも考えられています。

生物の命を糧にする事で、飢えを凌いで生き長らえていかなくてはならないわけですから
「感謝」の意味もあったのかも知れません。

食べたものを身に付ける事で、感謝を捧げ祈り生きている
幸せを感じていたんでしょうね。

権力の象徴として付けられたネックレス

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古代では誰もが身に付けていたネックレスですが、時代が変われば「富の象徴」として変化します。

天然石は高価なものとして、権力者だけが身に付ける事が出来るようになり美しい宝石を
散りばめたものであればあるほどに「富がある」と認識されていきます。
ローマ帝国ではクレオパトラの首には豪華なネックレスが下がっていたんでしょうね。

奈良時代に入ると、着物文化になるのでネックレス自体を身に付けなくなっています。

巫女等の祈りを捧げる人は身に付けていたようですが、男性は帽子の色で官位が区別されていくので、
明治に入り西洋文化が到来するまでは装飾品としてネックレスを使うのは一部の人々だけのようです。

華やかなバロック期マリーアントワネットの時代になると、貧富の差が大きく貴族は
大きな宝石のついたネックレスをつけるようになります。

輝きを美しくする為に、技術が向上したのもこの時代ですね。

宝石が多く、カットが美しい程に富と権力があると認識されていきます。
当時は男女共に豪華な宝石をあしらったネックレスを付けていたそうで、
その重さは想像しただけでも肩こりしてしまうくらいなんです。

確かに宝石がたくさんあれば重そうですよね・・・
見た目に豪華な程に回りは憧れ負けじと豪華なものを
作らせたそうですから凄いですね。

【ワンポイント】いまやファッションの一部になったネックレス

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先人の知恵から始まったネックレスは、今でもたくさんの人の首もとを飾ります。
それは、単なるファッションという意味にとどまらず、
歴史的には権力や富といった背景があるのですね。

ネックレスには、シンプルなものから、飾りのついたものなど色んなデザインがありますが、
希少性の高いネックレスには、装飾だけではない「何か」があるのかもしれません。

そう考えると、あなたが今持っているネックレスには、どんな意味が込められているのか、
ちょっと考えてみてはいかがでしょう。