Contents
ライオンハートはクロムハーツ、レナード・カムホート(ロワンズ)と並ぶ三大シルバーブランドの1つA&Gから生まれました。A&Gはアクセサリー業界では知らない人のいないアマール・ゲソウスにより立ち上げられています。
今回は、ライオンハートの魅力はどこから来ているのかをご紹介していきましょう。
伝説のA&Gこれまでの軌跡
中世のモチーフを盛り込んだスタイルで「セックス・ピストルズ」との共同で生まれたアイテムはこれまでになかった斬新かつロック魂を感じさせるものでA&Gのロックコレクションに大きな影響を与えています。
ネイティブアメリカンのバイカーアイテムにインスピレーションを掻き立てられ、シルバーだけでなくレザーアイテムを多く排出しています。アクセサリーとしては、アマール・ゲソウスとギョーム・パジョレックの二本柱で、ギョームはクロムハーツやガボール、ビルウォールレザーで技術を磨いた職人です。
アーティストや海外セレブ御用達ブランドとしても有名です。ローリング・ストーンズのキース・リチャーズも愛用のブランドでマドンナなどロック・ポップスミュージシャンにファンが多いです。
アマールはモロッコ出身、ギョームはフランス生まれとフレンチテイストでありながらゴシックやバロック調とシルバーを繊細に大胆にしたネックレスやレザーアイテムが人気です。
A&Gのロイヤルオーダーデザイナーであるジャスティン・ビスが設立したのがライオンハートで、ライオンのモチーフが人気。A&Gと同じレーベルですが、ユニセックスなデザインで日本でも爆発的な人気を持っています。
ナチュラルなシルバーネックレスが魅力
A&Gやロワンズ、クロムハーツは「渋い・ゴツイ・ハード」な印象を与え「シルバーネックレスは重々しい」感じがしますがモチーフにスカルなどがあると同時に定番のスターやコイン、プレートなどのシンプルなデザインも非常に多いです。
モード感があり、燻したシルバーネックレス以外にもコーティングして変色を抑えるなどキレイなファッションにもコーデしやすいのも魅力の1つです。
価格的にも手頃で、ゲーム会社とのコラボなども有名です。武骨なシルバーネックレスをここまで浸透させたのもライオンハートの功績かなと思います。
20代の若者に人気があるのも「重厚感がなくペアでも身に付けやすい」こともありますし、他のブランドから比べると価格が手頃であるのも魅力の1つ。特に女性がシルバーネックレスを身に付けたい時に、フェミニンなスタイルにも合わせやすいというのもあると思います。
ライオンハートで人気のネックレス
BASIS(ベイシス)
シルバーをいかしたモチーフが多く、石を施したりしてあるので女性がつけても違和感なし。ライオンが王冠をつけたデザインはデニムスタイルにもマッチします。
Progresso.(プログレッソ)
シルバーよりジュエリーを魅せるコレクションでパーティのドレスにも似合います。ブリリアンカットの石を使ったシリーズでラグジュアリーな美しさがあります。これがライオンハートが女性に人気がある理由だと思いますが、他のジュエリーブランドにはない清廉さがあります。モードなファッションに身に付けたくなりますよ。
THE ROXANNE(ロクサーヌ)
ロック魂を感じるシリーズで、チョーカーが人気です。ゴツメのネックレスが好きな人はレザージャケットと楽しめます。
ゴールドとシルバーシリーズ
クローバークロス
ジルコニアをオリジナルのカットでシルバーに嵌め込んでいます。クローバーのように4つのパーツが繋がったデザインですが蝶のようにも見えるので男女ペアネックレスとしてもおすすめできます。
セイント・クロス
シルバーのクロスにブラックストーンを中央に配置。石座にゴールドを使っているので黒ずむ事でまたシルバーの深みが増します。シンプルなクロスですが、ブラックストーンで重みを持たせたのもライオンハートらしいです。
ルーククロス
チェスのルークをイメージしたクロスで少し丸みを帯びているのが特徴。真ん中にはゴールドのスターがキラッと光ります。このクロスシリーズには、ダガー・セイント・エッジクロス等がありどれもシルバーとゴールドを配していて、シルバーのクラッシックな感じとゴールドで輝かせています。
ここで紹介したのは一部で、他にも色々と個性的なデザインがたくさんあります。
【ワンポイント】ライオンハートは若者向けのブランド?
価格的な事からも「若者向けのブランドではないですか」と聞かれますが、シルバーネックレスの価値はデザインにも左右されるので定番のデザインをメインにするライオンハートは確かに20代向の人に似合うと思います。ネックレスは年齢に合わせて「質感」や「着けた時のバランス」を大切にして頂きたいので、大人には大人が似合うシルバーネックレスがあると思います。
また大人だからつけられるブランドというものもありますので、無理に高額なネックレスを購入するよりも「ファッションに取り入れやすい」ものからはじめるのが良いでしょう。
年齢が上がれば、今まで似合っていたファッションもどこかに変化をつける時がきます。それがジュエリーでありネックレスだと思うのです。