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どちらも一生に一度しか手に入れることがない(と信じたい)ものですから、選ぶ時には慎重になりますよね。
若い世代は、経済的な事もあるので最近は婚約指輪自体を購入しないカップルも増えています。収入の安定した、30代以降には婚約ネックレスにしたり結婚指輪と重ね付けできるデザインをチョイスするなど「できるだけ無駄にならないように」「身に着けることを前提に」探している人も多く見かけます。
簡単に「重ね付け」とはいっても「ごちゃごちゃして見栄えが悪い」とか「重ねてつけるなら結婚指輪だけでも構わないのでは?」と思うかもしれないですね。
どうしても婚約指輪は欲しい、でもせっかくだから日常的に使えるものがいいんだけどな・・・なんて人に「重ね付けはアリなのか、ナシなのか」をメリットデメリットから判断していただこうと思います。
意外とこの質問は多いんですよ
■指輪って重ね付けしてもいいの?
ファッションリングはお気に入りを重ねてつける人もいるようですが、婚約指輪と結婚指輪は着ける指が異なるのに大丈夫なんだろうか?と思ってしまいますね。
実は結婚指輪と婚約指輪を重ね付けすることを前提に購入するカップルも増えていて、理由としては「せっかくだから日常使いができるもの」をやはり求めているからです。
婚約指輪はダイヤのように高価な宝石を使ったものがメインで、台座も高いために日常的につかうことが非常に難しいと考えられてきました。シンプルなデザインに決めても、仕事や家事で高価な指輪が傷んだりしてしまうのは忍びないものです。海外では指輪を重ねてつけることも多いですし、結婚指輪と一緒に選べばバランスもよく見た目にもおしゃれに見えます。
■指輪を重ね付けするメリット&デメリット
婚約指輪を検討しているカップルにとっては、日常つかいできるのであれば確かに便利です。
ですが重ね付けするとなると、色々と規制が入ってしまいますので注意が必要です。
安易に「重ねつけでいいや」と選ばずにメリットデメリットを考えて選んでください。
△メリット
重ね付けを検討する人の多くは、結婚指輪も仕事や家事の邪魔にならないデザインを好む傾向にあります。婚約指輪は結婚指輪よりは華やかなデザインですから、重ねることで長く身に着けることもできますし、手元が明るく華やかに見えます。
手指は年齢が出やすい部位ですから、すこしでも艶やかさをプラスしたいのは女性ならではの感性と言えるでしょう。重ねてつけることを前提にして指輪を選びますので、バランスも美しいですし自然な感じに見えます。
お店によっては、割引サービスなどの特典がつきますので経済的にもかなり助かります。ブランドを合わせなくても、バランスのよいデザインであれば問題もありませんので好きなものを重ねることができます。
△重ね付けのデメリット
身に着ける女性からすれば、同時に指輪を日常的に使うことができますのでメリットだらけに感じますが、重ねるとなるとバランスに良いデザイン・サイズなどにある程度の規制がかかります。
好きな指輪を重ねるだけならいいのですが、見た目のバランスや抜けないようなサイズ選びをしっかりしないと、途中でどちらもつけなくなってしまうことにもなるのです。
同じお店で重ねてつけることを前提に、婚約指輪と結婚指輪を選ぶ場合には、下になる結婚指輪は少し大きめに、上にする婚約指輪はピッタリしたサイズにしないと重ねた場合には抜けやすくなるからです。何かで婚約指輪を必要としない、外したいとなると結婚指輪だけだ大きく抜けやすくなってしまうことにもなります。
反対に、むくみで指輪が食い込んでしまうと重ねた指だけが腫れぼったくなり痛みが走ってしまうことにも繋がります。
最初は確かにおしゃれで良いのですが、年齢と共に指輪そのものが窮屈になってしまったり、抜け泣く泣くなどのトラブルも起きるのもデメリットです。それだけでなく、重ねてつけている時間が長くなればなるほどに指輪同士がぶつかってしまい傷がつきやすくなってしまいます。
サイズの問題や、デザインなどを考慮して選ばなくてはなりませんし、婚約指輪は豪華なものをと考えるのであれば「別に考える」必要もでてきます。安易に「重ね付け」を決めるのではなく、婚約指輪は必要なのか・別の形で婚約の証にできないのかなど良く話しあって決めましょう。
■結婚式の時にはどうすればいいの?
婚約指輪は右の薬指・結婚指輪は左の薬指につけるのが定説です。
結婚式では、左の薬指は開けておき婚約指輪は右の薬指に身に着けます。結婚指輪をはめてから婚約指輪を重ねてつけていきますが、式の途中はそのままにしてその後に重ねてつけるのが一般的。婚約ネックレスの場合には、ウエディングドレスに合えば身に着けても良いですしそうでない場合には外しても差し支えはありません。
■指輪の重ねつけは慎重に!
重ねつけは一見理に叶ってはいますが、夫婦のライフスタイルによっては向いていない場合も。身につける女性の生活スタイルによって、ここは決めていけばよいと思いますのでよく話し合って決めてください。